赤毛のアンの映画

子供の頃、夢中で読んだ赤毛のアン
お小遣いをはたいて、次々と続編を買って読んだものだった。

子供の頃、アニメの初回は本を広げながら見たのでした。アニメは一年間かけて放送するわけで、それほど原作から離れておらず、楽しんでみることができたように思う。

実写の映画はたった二時間ほどに縮めるのだから、あれこれ話が違っても目をつぶって見た。
島の景色はきれいだったし、文章だけからは伝わってこない質感が伝わってきた。
アンの青春まではまあよかった。

しかし三作目、アンの結婚は、かなり違う話になっており、原作者、モンゴメリはどこへ行ったんだろうというかんじ。

最後の映画はもう、笑うしかないほど違う話になっていた。

アンの両親のエピソードまでかなり違った風に脚色され、
子供時代のアンも、全然違う人みたい。
違う話として見たらまだましだったかもしれないけれど、登場人物名はおなじだしねぇ。

それでもそれでも、プリンスエドワード島の景色のすばらしさをちゃっかり楽しんで、最後まで見てしまいましたとさ。ちゃんちゃん。