ルミナリエ　１１７から３１１へ

今年は家族そろって風邪気味だし、あきらめていたルミナリエだけれども、
結局昨日行ってきました。

コースも期間も短くなったけれども、それでもやはりすごい人出。
みな、家族や友達や恋人同士写真を撮ったり、きれいな電飾を見上げていました。

南側の公園は、去年から東北の被災地を応援するコーナーになっていて、去年ほどの華やかさはなかったけれど、大変がんばっていました。
石巻の子どもたちが描いた絵でランタンが作ってあって、噴水池を囲んでいました。

津波に遭った家から出てきた生活道具達が並んでいました。
ぺちゃんこのやかんやおひな様のお道具を見て、娘に話しかけたかったのだけど声も出なかった。

幼い子供の健康を願い、放射線量の高い地域から関西へ移住したママさん達の集まりがあるそうだ。
福島の子どもたちを、明石に招待して思い切り体を動かしてもらおうという団体もある。

そんな母親の一人、京都で子供を育てている中村純さんの詩集を買った。
「世界がたとえあなたを悪しざまに言おうとも」子供を守るという選択をした女性。

「汚染されたがれきを受け入れるよりも、汚染されていない土地に子どもたちを受け入れる方が大事なのではないか」
神戸大学の学生達が調べ、とりくむブースの中にそんな言葉もあった。
彼の地の子どもたち、全部を受け入れることは決して出来ないけれど、そういう取り組みもすばらしいと思った。

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おおきなリンゴ飴をミーに買い、かりかりの唐揚げをイッキに買い、
選挙速報を聴きながら、今後の日本はどうなるのかと考えながら、家に帰った。

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