御影ダンケのバターブレンドコーヒー

コーヒーは、子どもを産む前はよく飲んだが、
体質が変わってからは、お腹を壊すようになった。
粋がってブラックで飲んでいた頃が嘘のようだ。

だから、よほど美味しいものしかいただかない。
友人宅で食後に出してくれるコーヒーは、その家の主人のこだわりとともに美味しくいただくことができるのだが、おやつの時間には頂かないのだ。

今日は、緊張することがあり、それをほどく必要があった。
そこで帰りにバターコーヒーで有名な御影ダンケに寄った。
友人のご主人お勧めのそのコーヒーを飲んだことがなかったのだ。

三時の空きっ腹。駅まで届く良い香り。
ドアを押すと、コーヒー豆を挽く機械の音が鳴り響き、それへ向かうマスターの後ろ姿。
暗い色調の店内は落ち着いて、芳香に満ちていた。
広いテーブルが一つ。そしてカウンター。

丁寧に、全身で淹れてくれたコーヒーは、有塩バターが入っているとは思えないほどあっさりと優しい味。
置いてあった本の、かづきれいこさんと谷川俊太郎さんについてのエッセイで少し涙したら、緊張がほどけた。
初めてのバターコーヒー
初めてのバターコーヒー posted by (C)zipgrrl


ダンケ前はいい香り
ダンケ前はいい香り posted by (C)zipgrrl


以前よく通った阪急御影駅前。
角の果物屋さんで、今が一番いい時と、ご主人お墨付きの紅玉を買い、ラッキーな時にしか出会えない、ケルンの耳パンをゲットして、バスを降りたら公団の大けやきの紅葉の様子を見て一休み。


ヒヨドリと、子どもたちの遊ぶ声。
老夫婦と短い会話。
さて、少しお腹が痛いのは気のせいか。
帰ったら、紅玉でヨーグルトポムポムを焼きます。

少し色づいてきた
少し色づいてきた posted by (C)zipgrrl