文旦、柚子、小夏、黄金柑

日曜日に高知へ行ってきた。
20年ぶり。
桂浜や日曜市など、定番コースをまわった。
色んな話題はさておき、今日はみかんのお話。

高知県のかんきつ類は美味しい。
一番好きなのは文旦。母もその香りのファンで、私が高知を離れたあとも、逗子の果物屋さんで見つけては買っていた。ミーも好きで、自分で剥いて食べる。今回は良心市で三つ買いました。

ゆずも良い香り。高知の人はその果汁を柚子の酢(ゆのす)と呼んで、このお酢で酢飯を作る。こんにゃくの産地でもあり、こんにゃくの薄切りにこの酢飯を詰めたもの、破竹の筍に詰めたものが田舎ずしといいとても美味しい。このお寿司に、今回はありつけなかった。

小夏はニューサマーオレンジとも呼ばれる、優しい柑橘。
りんごの皮を剥くように皮を向き、白い綿の部分ごと頂く。苦味はなく、爽やかだ。

さて。今日は阪急御影駅前の角の果物屋さんで変わった柑橘を見つけた。
黄金柑。柚子とスダチの間ぐらいの小さな黄色いみかん。
お買い得品の場所においてあるが、七つで550円。お買い得品にしては高い。
お店のおばちゃんに話しかけられ、これが鹿児島のたった一軒の農家で作られる、贈答用の品と聞き、つい買ってしまった。
http://www.kudamonya.com/ogon.htm

同じ量で2500円。五分の一のお値段だった。一個350円以上かあ。
今日は、セロリを切ったあとに頂いたので、手に付いたセロリの香りでよく分からなかった。明日、もう一度香りを楽しもうと思う。