Far West

先日行ったジャズのライブ。
そこで出会ったピアニスト、大友さんのCDを買った。

ファー・ウエスト

ファー・ウエスト

中島教秀さんのベースとのデュオ。
中島さんは、山に登って中華料理を作ってベースを弾くという方らしい。
ジャケットは、きっと彼が歩いた山の道。
どうして西へなのだろう。アメリカの開拓者でもないのに。
http://www.jttk.zaq.ne.jp/baduy307/zhong_dao_jiao_xiu/Welcome.html

大友さんは息子ぐらいの年齢。
http://otomo.tv/

今日届いて、携帯に取り込んでお風呂でゆっくり聴いた。
うーん。よいです。ピアノとベースという基本的でしぶい組み合わせが好きなこともあり、
これからずっと聴いていく一枚に出会ってしまった感あり。

ほとんどが中島さん作曲。多彩なイメージの曲。
一曲目は「雪の丹波、月に蒼く光り」。5曲目の「カブト虫ジャンプ」など、
自然を題材にした曲が多く、すばらしい。
一曲だけ大友さんの曲がある。
「Nights in Kobe」
〜神戸海側、旧居留地を恋人と散歩している風情の曲。生きてる間に必ず訪れる甘酸っぱい瞬間。大袈裟ではないけれど、ずっと長い間、時々ではあるけれど、モノクロの写真みたいに蘇る思い出。小さいけれどちゃんとした物語。〜 解説より

追記:楽曲解説より
Far Est
ケルト人の住むところは、平地なのに草木も生えてなくて、殺伐とした印象を与えます。目線としては多分旅人になるのでしょう。淡々と歩く中に心の中と外の風景が入り交じります。日本が「Far East」ならあのあたりは「Far West」だろうというのが局名の由来です。