アンを知る一族

NHKの朝の連続テレビ小説花子とアンが面白い。
食い気の私と娘がはまった、ごちそうさんも、面白かったが。

小学校時代に出会った「赤毛のアン」。
村岡花子さんの訳した単行本は、白と紫の綺麗な装丁だった。
夢中で読んだことを覚えている。

あの本を日本に紹介してくれた、村岡花子さん。
「いたずら機関車ちゅうちゅう」などの絵本も手がけ、母も好きだった。
ハイソなイメージの彼女が、よもや小学校にも通わせてもらえないような農家の出身だったとは思わなかった。

華族のお嬢様学校の特待生として入学したものの、遅れて入ってABCも知らない子供に英語で話せなどという時代。今の学校とは違うのだ。さてはて、明日が楽しみである。

小学校時代に、赤毛のアンごっこをした友人から勧められた一冊。

アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)

アンのゆりかご―村岡花子の生涯 (新潮文庫)