予定のない週末その1

昨日は午前中、家事と写真整理(現在、学生時代の写真をデジタル化中)
午後は思い立って、神戸市立博物館で開かれている北斎展へ。
家族は誰も一緒に行くといわなかったので、ひとりで元町からぶらぶら歩いた。

博物館へ向かう土曜日の旧居留地は人影まばら。
そちらから歩いてくる人はたいてい博物館帰りだろうけど、着物の女性が目立ったのは北斎展だからだろうか。

博物館に入り、会場の3階へ付くと、わあ、ここはやはり混んでいた。
精密で小さな作品が多いので、ちゃんと並んで近くで見ないと全然なのだ。
入り口からずらっとほぼ一列に並んでみるなんて、日本人だなぁなんて思いながら。
お昼ご飯を食べ過ぎて、眠たい眠たい中、もーろーとしながら並んでいました。
しかし一旦版画の前に立つと、そのすばらしさにお目目ぱっちり。
たとえば、トンボの羽は、色を付けずに刷ってあって、紙にその跡だけがくっきりと立体的に残り、透明感のある事!そして細かい細かい。
七里ケ浜も、何種類も出てきました。

残念ながら、図録には七里ケ浜の版画を見つけられず、買いませんでしたが。

その跡、さんのみやまでぶらぶら。
やっぱり神戸って素敵ねぇ。
なんて思って帰ってきました。